本作品は昔ながらの村社会の様相を残す村落で発生した連続怪死・失踪事件の顛末を描いた連作式のミステリーである。表現媒体としてサウンドノベル形式を採用しているが、ストーリー展開に影響を与える選択肢は存在しない。「出題編」「解答編」の各4編が2002年夏から2006年夏のコミックマーケットで発表された。後にこれを原作として商業作品化され、メディアミックス展開も盛んに行われた。
シナリオ執筆及びキャラクターデザイン・CGは『07th Expansion』代表の「竜騎士07」。プログラミング(スクリプト)は竜騎士07の弟である「八咫桜」が担当している。ゲームエンジンには「NScripter」が使用されている。BGMに関しては『ひぐらしのなく頃に』はフリーBGM素材集等から選択されていたが、『ひぐらしのなく頃に解』は当作品を愛する同人音楽創作者の呼びかけによって有志を募り、専用のBGMが制作された。
- 出題編(『ひぐらしのなく頃に 暇潰し編』に全4話収録)
- 鬼隠し編(2002年夏・コミックマーケット62発表)
- 綿流し編(2002年冬・コミックマーケット63発表)
- 祟殺し編(2003年夏・コミックマーケット64発表)
- 暇潰し編(2004年夏・コミックマーケット66発表)
- 解答編(『ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編』に全4話収録)
- 目明し編(2004年冬・コミックマーケット67発表)
- 罪滅し編(2005年夏・コミックマーケット68発表)
- 皆殺し編(2005年冬・コミックマーケット69発表)
- 祭囃し編(2006年夏・コミックマーケット70発表)
- 番外編(ファンディスク『ひぐらしのなく頃に礼』)
- 「賽殺し編」「昼壊し編」「罰恋し編」(2006年冬・コミックマーケット71発表)