ラ・セーヌの星

基本データ

作品名:
ラ・セーヌの星
よみがな:
ラ・セーヌのほし
放送:
1975年 4月
話数:
全 39 話
みんなの評価:
話題性:
0
累計平均売上:
データ無し
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概要・あらすじ

前編(第1話 - 第13話)

花屋の看板娘であったシモーヌは、貴族ド・フォルジュ公爵の目にとまり、フェンシングの訓練を受け剣術を叩き込まれる。ある日、王妃マリー・アントワネットは、深い確執のあるカトリーヌ夫人に競り勝つために、シモーヌの両親(実は養父母)が営む花屋に入手手困難な幻の薔薇を大量に注文する。パリ中の花問屋の協力により無事に花は集まるが、屈辱を受けた夫人の配下にシモーヌの両親は命を奪われ、孤児となったシモーヌはパンテモン修道院に入る。

ある夜、幼馴染のミランが政治犯としてバスチーユへ送られそうになる。そのとき、ド・フォルジュ公爵の息子ロベール(実は「黒いチューリップ」を名乗るアベンジャー)は、シモーヌに深紅の仮面(ドミノ)・濃紺のベレー帽とレオタード・赤い裏地の黒マント・乗馬ブーツを与える。シモーヌはそれらを身に纏い、公爵から譲り受けた「正義の剣」を持ち、白馬を駆り「ラ・セーヌの星」として戦うことを決意する。公爵が不慮の死を遂げる直前に、シモーヌは自分の出生に重大な秘密がある事を告げられ、ド・フォルジュ家の養女となる。この秘密を知り、シモーヌの抹殺を計画、また金や権力のため利用することを企む者たちが現れる。ラ・セーヌの星は宮殿内にいる貴族の姉への思いを秘めながら、黒いチューリップと共に、パリで暗躍していた強盗賊やザラール隊長を筆頭とする横暴な治安警察と戦う。

シモーヌは修道院を卒業した日の夜、ロベールに伴われ、兄妹として初めてベルサイユ宮殿での舞踏会に出席する。この時国王の命を狙う者がいた。射撃の名手で昔ロベールの訴えによってベルサイユを追放されたならず者シャルル・ド・バイエが送り込まれており、仕掛け花火の騒ぎに紛れて国王を射殺しようとする。ロベールは直前に気づきこれを阻止するが、敵の罠に嵌り、国王暗殺未遂の罪を着せられ、公爵の称号を剥奪される。ラ・セーヌの星となったシモーヌはシャルルをパレ・ロワイヤルまで追い詰めるが、シャルルはその場で狙撃され絶命、真相は闇の中となる。ド・フォルジュ家の領地は没収され、シモーヌは元のシテ島に戻り、再び花屋として生きることになる。

中編(第14話 - 第26話)

花売り娘に戻ったシモーヌだが、離れ離れになった義兄ロベールを慕う想いは強くなる。国王・王妃は贅の限りを尽くし、その命令は絶対であり、逆らう者は容赦なく弾圧を受けた。圧政の下、民衆は貧窮に陥っていく。混乱に乗じて私腹を肥やそうとする者や、ノートルダム寺院を乗っ取ろうとする悪党までが現れるようになった。権力に屈することなく自由を求め熱気球の研究を続ける兄弟や音楽に情熱を傾ける若者、命懸けで家族を守ろうとする父親たちとの触れ合いを通じて、シモーヌはパリ市民の実情をより深く理解するようになる。奇怪な技を使う敵が次々に現れ戦いは続く。しかしラ・セーヌの星が絶体絶命のピンチに陥った時には、どこからともなく黒いチューリップが幾度も救いに現れた(第16話と第18話)。やがてシモーヌは黒いチューリップの正体がロベールであることを知る(第16話)。

時は過ぎ、国外追放されていたロベールが秘密裏にパリへ戻った。無実の罪、ド・フォルジュ家の汚名をすすぐため着々と準備を進めていたロベールは、やっと実行犯シャルルの従者ラルゴの手がかりをつかんだ。しかし屋敷に戻ったところでザラールに捕われ、バスチーユへ護送されそうになる。その寸前、シモーヌの働きでラルゴの身柄がベルサイユの衛兵の手に渡り、自白によってロベールへの疑いは晴れた。国王暗殺首謀者は国王の従兄弟オルレアン公であることも白日の下となる。だがそれはさらなる陰謀の始まりに過ぎなかった。事態は急転へと向かう。

後編(第27話 - 第39話)

ド・フォルジュ家は再興するが、貴族の影の部分を知ったシモーヌは花屋での生活を選ぶ。ベルサイユではオルレアン公の審理が行われる。実は、オルレアン公を陥れ、他の貴族を思いのままにしようと企んだ真の黒幕は、国王の側近く仕えるド・モラール侯だったが、最後の証人ギボンが殺害され、真実は明かされぬまま終わる。一方、パリ市民はさらなる重税に苦しみ、その怒りは王政への信頼を失わせ、警官隊や軍隊を相手に暴動を起こすまでになっていた。折しもその頃、アメリカで人民による議会政治を学んだミランが帰国する。ザラールは、反抗分子として一度は捕らえたミランが不穏な市民を主導することを危惧し、抹殺しようとするが、またもラ・セーヌの星に阻止される。やがて三部会議会が召集され、ミランはド・モラールが送り込んだ対立候補を破り、市民の代表として出席するが、貴族と僧侶が市民代表を無視したため国王に抗議を唱え逮捕、バスチーユに投獄される。人々の怒りは爆発し、遂に武器をとり市民軍として監獄へ押しかける。ラ・セーヌの星の決死の救出もありバスチーユは陥落、とうとう革命が始まる。

一方ザラールは、ラ・セーヌの星と対決を重ねるうち、その正体がシモーヌであるとの確信を深め、ド・モラールと結託し、ミラン暗殺計画を漏らすことでラ・セーヌの星をおびき出す。だがド・モラールの真の目的は、ロベールがラ・セーヌの星と通じているのを確かめ、反逆の罪を着せ捕らえる事だった。真摯なロベールに篤く信頼を寄せていたマリー・アントワネットは、その真意を知りたい一心で、自ら危険を冒して牢獄へ潜入し、彼を救出する。ついに、王妃の間においてラ・セーヌの星=シモーヌはロートリンゲン公の娘・マリーの異母妹であることが明かされる。真実を知ったシモーヌは国民の敵と憎む王妃が姉という事実を受け入れ難く感じるが、マリーの孤独を知り、彼女を守れるのは自分だけだと覚悟を決める。

ド・モラールはスイス兵を擁して暴動の鎮圧と王一族の逃亡を計画するが、それは国民の怒りを増幅させるだけだった。ラ・セーヌの星は保身のため王家を利用したド・モラール、最後まで眼前に立ちはだかったザラールの両者との決着をつけるが、フェルゼン公によって国王一家の亡命は実行されてしまう(ヴァレンヌ事件)。ミランもシモーヌの出生の秘密を知って心を痛めるが、もはや指導者一人の意思では抑えられぬまでに革命の勢いは増していた。死刑が決まった国王と王妃はラ・セーヌの星の救出を拒み、最後まで誇りを捨てず断頭台に立つ。シモーヌとロベールは王の遺児マリー・テレーズとルイ・シャルルを救い出し、新しい親子としてパリを去り、何処かへと旅立った。

レビュー・感想

マリー・アントワネットとフランス革命の話が好きなので、上巻下巻とも買ったのですが、上巻の方はアントワネットはあまり出てこないし、革命前の、ラ・セーヌの星となり悪者?と剣で戦う主人公シモーヌ中心の話なので普通でしたが、下巻の方はアントワネットが最後まで結構出てきて、革命中の史実の話も多いので面白かったです。アントワネットのキャラクターデザインも良いです。でも、ドレスがいつもほとんど同じだし、もっと豪華なドレスだったら良かったな。アントワネットの恋人フェルゼンも少し出てきますが、顔と髪型がすごく残念な感じでした。
アニメラ・セ−ヌの星はAT-X放送時にVHS(市販)テ−プに全話録画してある。それにファ−ストファイナル版も購入したそれだけこのアニメは自分にとって貴重な作品であると同時に素晴らしい物である。TV初放送時には自分はまだ小学5年生であの刺激的なラ・セ−ヌの星のファッション太股が最高と同時に恥ずかしかったのを今でも覚えている。このアニメを見たあと少女向けのアニメが好きになったし架空上の女性とはいえ年上の女性が好きになったものだ。情けない話だが下巻の購入も当然考えているそれが何時に成るかは今のとこ不明だが。
いきなり富野由悠季監督の強烈なるカウンターパンチ!。
しかし、これは監督特有の愛情溢れる
ファンへのリップサービス。
フランス革命の時代を舞台に
運命にもてあそばれるように、
素顔をマスクで隠し否応なく戦いに身を投じる、
美少女シモーヌの悲劇を描く「ラ・セーヌの星」。
裏・ベルサイユのばら、とも言える本作が
「ようやく」のDVDソフト化。
海外では数年前に商品化されており、
日本発の作品でありながら、
日本のファンが見られないという状況がついに破られた。
(このような状況の作品はほかにも多々あり、
なぜ?とやきもきさせられる)。
映像特典として第1話の新番組予告を収録。
ほかには…ない。
予告編は作品の一部であり、厳密に言えば
「特典扱い」するのはおかしい。
本放送時の提供入りオープニングフィルムや、
第3話まで使用されたと言う、
堀江美都子さん歌唱によるオープニングも未収録。
・・・てぇか、近年AT-Xで放送された素材、そのまんま!。
発売と同時にレンタルも開始されており、
よほどのファンでなければ購入はためらうところ。
メーカーはもっとファンの所有欲を満たしてくれる
商品を企画、開発してほしい。
レンタルとの差が解説書とボックスのあるなしでは
少々、いやかなり厳しい。
作品の完成度を考慮して、ラ・セーヌへの星は4つで。

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