僕だけがいない街

基本データ

作品名:
僕だけがいない街
よみがな:
ぼくだけがいないまち、略称:僕街
放送:
2016年 1月
話数:
全 12 話
制作:
A-1 Pictures
みんなの評価:
話題性:
35
累計平均売上:
3,961 枚/
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概要・あらすじ

売れない漫画家・藤沼悟(CV: 満島真之介)は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。

ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。

後日、佐知子との買い物中にリバイバルが発生、このとき子連れの男の挙動に注目した佐知子は誘拐を未然に防いだことを確信し、同時に1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人と同一犯であることにも気付いた。佐知子は、以前「テレビ石狩」の報道部アナウンサーであり、洞察力が高かったのだ。しかし、真犯人も気づかれたことを察知し、正体を伝えられる前に佐知子を殺害、死体の発見者である悟を犯人に仕立て上げる。悟は死体を発見後、リバイバルで殺害を阻止できないかと試みるが失敗。さらに強く念じたところ、それまで経験したことがない長期間のタイムリープが発生し、1988年にいることに気づく。2006年で母親を殺害した犯人と1988年の連続誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。

1988年にタイムリープした悟は、直後に起きるはずの連続小学生誘拐殺害事件を阻止しようとする。この事件では、クラスメイトの雛月加代(CV: 悠木碧)と杉田広美が殺害され、年上の友人であった「ユウキさん」が犯人として特定され、その後死刑が宣告されていた。小学生だった悟の証言は捜査で重要視されず、裏切られた思いをしていた。

加代への母親による虐待などの事実に気付き、加代の殺害を阻止しユウキさんも救うことを決意した悟は、周囲と距離を置いていた加代と仲良しになり、信頼を得る。殺害時点で10歳と未来の雑誌に載っていた情報を頼りに犯行日時を絞り込もうと加代の誕生日を調べ、それが偶然自分と同じ3月2日であることを知る。タイムリープで到着した日付は2月15日であったため、その間のどこかで加代が誘拐されたことを意味していた。加代と共に時間を過ごすようにし、3月2日の合同誕生日祝いを乗り越えて安心して眠りに落ちた悟だが、次の日、加代は学校に来ず、そのまま行方不明となる。そして加代の母親が捨てたゴミから加代が死んだことを察し、ショックを受けた悟は、ふたたびタイムリープし、母親が死んだ直後の2006年にいた。

犯人に仕立て上げられた悟は、愛梨の計らいで、愛梨が住む親戚の家に匿ってもらう。愛梨は、父親がチョコレートを万引きしたという疑いをかけられた挙句、離婚、一家離散したという幼少期を送っていたこともあり、「人を信じ続けよう」と思い、悟を信じることにした。しかし、愛梨の家は何者かに放火され、逃げ遅れた愛梨は入院、再び悟と離ればなれになる。悟は、佐知子が殺害される直前に記していた電話番号を通じて、「テレビ石狩」時代の同僚・澤田と連絡を取る。澤田もまた、真犯人を追っていた。澤田は入院中の愛梨と接触を図るが、愛梨は母親の手助けもあり、一足先に病院から脱走していた。愛梨は悟と連絡を取り、2人は橋の下で待ち合わせるが、警察に見つかり、悟は逮捕されてしまう。しかし、悟に手錠をかけられたところでタイムリープが起こり、再び1988年2月に戻る。

1988年2月29日、聡明なクラスメイト・小林賢也(ケンヤ(CV: 大地葉))が仲間に加わる。3月2日、再び悟と加代の合同誕生日祝いを行った後、悟は「ユウキさん」宅の窓ガラスに投石を行い、警察への通報を通じて「ユウキさん」のアリバイを証明する。その後、悟は加代を誘拐することを思いつく。隣の小学校のそばにある廃車となったバスを改造し、そこへ加代を匿ったのだ。悟、ケンヤ、新たに仲間に加わった杉田広美、加代たちはバス内でトランプなどに興じ、無事に3月3日を乗り切る。また、「誘拐事件」の結末についても、加代が自ら言い出しっぺとなることで誰もお咎めなしとする旨の、口裏を合わせる。同日の深夜、真犯人が、バスに荷物を置きに来る。翌日、1人だけバスに泊まっていた加代から話を聞き、悟たちは荷物を調べる。荷物の中身は、ロープ、長靴、練炭、目出し帽などであった。このとき悟は、バスのある泉水小学校が連続誘拐殺人事件の第二の犠牲者である中西彩の通う学校であることに気づく。危機を感じた悟たちは、佐知子に加代を匿っていることを打ち明けるが、佐知子は悟と加代を受け入れる。佐知子は担任の八代学(CV: 宮本充)に連絡を取り、翌日、加代の自宅へと向かう。応対した加代の母親・明美は取り乱し、佐知子へシャベルを振りかざすが、待ち合わせていた八代と児童相談所の職員、そして明美の母親の説得により泣き崩れる。加代は明美の母親である祖母が預かることとなり、一時保護されることになった。

加代を誘拐殺人事件から救った悟であったが、3月3日深夜にバスを訪れた真犯人の正体を突き止めようとする。悟は「ユウキさん」から彩の情報を聞き出し、彩の尾行を始める。途中で買い物帰りの佐知子と出会い、荷物を持つ手伝いを頼まれるが、通りがかった八代の車で自宅まで荷物を運んでもらう。翌日、聞き出した情報を元に悟たちは彩と接触を図る。会話の中で、彩は悟たちが川の向こうにある「アジト」に立ち入る少年たちであることに気づくが、最初は子供じみた遊びだと悟たちをせせら笑う。悟たちを訝り尾行していたクラスメイト・カズ(CV: 菊池幸利)が「アジトは男のロマンだ。ヒマならアジトに来てみろ」と彩に突如反論したところ、翌日になり、カズの子供っぽさを突き抜けた男っぽさに惹かれた彩が、アジトを訪れる。奇しくもカズの存在が彩を誘拐殺人事件から防ぐこととなった。

一方、市教育委員会の計らいで祖母の家からバス通学することとなった加代と再び学校生活を送ることとなった悟は、再び真犯人を突き止めようと画策する。悟が学校から帰宅したところ、澤田が訪れていた。澤田もまた、隣のC市で発生していた連続児童誘拐殺人事件の真犯人を追って、悟の住む街まで訪れていた。

学校では、クラスメイト・美里が孤立していた。美里は以前、加代を給食費を盗んだ疑いがあるとしてクラス内で告発していたが、悟とケンヤの弁護もあり、結果、美里自らが加代を犯人に仕立て上げたのではないかとされ、それ以降クラスで浮いた存在となっていた。美里はクラスメイト・浜田の所属するアイスホッケーの試合を1人で見ることが多くなった。孤立を危惧した悟は、単身でアイスホッケーの行われている体育館へと向かう。美里を見守る悟であったが、トイレに立った美里を途中で見失う。屋外へと探しに出た悟は、白鳥食品と書かれた軽トラが立ち去るのを目撃する。美里が軽トラで攫われたと直感した悟は、偶然居合わせた八代に車で軽トラを追うように依頼する。軽トラを追う悟と八代であったが、車中に八代の好物である飴が入っていないことに気づく。悟の乗る車両は、八代が盗難したものであった。八代が連続児童誘拐殺人事件の真犯人だったのだ。八代の計算通りに八代の運転する盗難車に乗せられた悟は、外せないシートベルトで身体を拘束され、バスケットボールでアクセルをふかしたまま水温1℃の湖内へ車両ごと沈められてしまう。

レビュー・感想

とてつもなく郷愁感漂う世界の中で、暗いサスペンスが展開される設定にやられてしまいました。
ストーリーも意外性があって素晴らしいのですが、作品全体の包む雰囲気だけでも十分味わいがありました。
間違いなく名作です。
引き込まれるストーリーですね。
1話は全体に端折り過ぎに感じましたが、伏線の張り方が絶妙で2話で展開に引き込まれました。
恐らく全体のプロットがしっかりしているのだと思います。
主人公の声も1話は気の抜けた感じがしましたが、2話でしっくりはまり、なるほど狙いはこれか、と感心してしまいました。
満島 真之介さん声優としても違和感がない感じで。
作画も綺麗でアニメならではの小技の効いた演出もあり、ちょっとしたシーンが見逃せません。
アジカンのオープニングもキャッチーで、ノイタミナ枠では久々に今後の期待大の作品です。
リバイバルの条件やその有効範囲(時間や場所)もその都度変わって、何でもあり状態なのに、涙が止まらない。ストーリーが面白ければ、設定の甘さも気にならないものなのか?自分にもわからない。ただ不覚にも感動した。子供のいる大人に見て欲しい。子供が愛おしく思える。
TV放映時は原作も知らずに何の気なしに初回を観て、直ぐに引き込まれました。
プロット、展開、作画、声優、何れも素晴らしいです。
全体の雰囲気は、Sキング原作の映画「デッド・ゾーン」をも彷彿とさせ、モチーフの幾つかも共通していますが、「僕街」は無論、独立した作品であり、特に終盤の昏睡の前後の展開と幕引きは、水際立っていると思います。
主人公の声は、年齢に応じて満島と土屋が二人一役で演じており、それぞれに声に説得力・個性があって好演しています。
軽いトリビア:
第11回の主題歌の背景のみ、「僕だけがいない」の通りに、主人公だけが居らず、他の回と異なっています。そして、これは、ストーリー展開ともシンクロしてます。制作側が細部まで気を遣っていることが判る気がします。
フルスイングで自分の娘をなぐり飛ばしたり
あざだらけの娘を下着姿で真冬の納屋に放置とか
前半は少女の虐待の様が実に痛々しく、
同じ娘を持つ身としては見てるだけで
ダメージくらうシーンの連続に、
正直見ていて辛かったです。
現代でも大切な人が次々に敵の刃にかかり、
なんて悲惨な話なのかと
こんな辛く悲しい話にしなくても・・・
と思いつつも、過去の少年の姿で
必死に虐待と連続殺人を止めようとする彼と
その友人達の姿は心打たれました。
彼女達が救われたときは、
アニメなのに心の底から安堵しました。
そしてまさかの最終回。
「僕だけがいない街」の意味が
見事に回収される内容でした。
お母さんの息子を思う気持ちがあふれて泣けます。
100%ハッピーな結末と言いきれないところが、
とても心に残る結末でした。
漫画は好きですが、普段あまりアニメを見ないです。
そんな自分でも毎週テレビ欄をチェックし、見逃さないようにタイマーまでかけてしまうのがこのアニメです。
サスペンス系やホラー色強い漫画を描く、三部けいさんが原作のアニメです。
非常に丁寧に作られていて、サスペンスやミステリー、先が見えない海外ドラマが好きならぜひオススメしたいです。
(もし人生やり直せたら。あの時ああしていれば)
(強くてニューゲームがしたい)
ある事件をきっかけに、主人公は数十年前の誘拐事件前日に戻ることになります。
目的は同級生の生存。犯人もわからないまま、子供の頃に戻った主人公の孤独な戦いがはじまります。
過去はどこか懐かしいような絵作りや綺麗だけど張り詰めたような絵作りや演出をしており、
孤独な少女との距離を埋めていく過程はノスタルジックな気分になります。
(人生2周め、強くてニューゲームができたら?)
タイムリープという手垢の付きまくった設定に、どこかで見たようなキャラクター達による既視感のある展開が続く。
面白いわけでもつまらないわけでもない。作画は綺麗。
ネグレクトを行う母親の演技はリアリティがあって良かったが、娘役の演技がどうも芝居がかっておりチグハグ感が強い。
それぐらいかな。
悟と八代との最後の対決はたして
悟は過去を修正して明るい未來へと繋げることはできるのか?
そして雛月加代は無事に生きているのか?
観てのお楽しみですね。

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