四畳半神話大系

基本データ

作品名:
四畳半神話大系
よみがな:
よじょうはんしんわたいけい
放送:
2010年 4月
話数:
全 11 話
制作:
MADHOUSE
みんなの評価:
話題性:
32
累計平均売上:
5,665 枚/
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概要・あらすじ

京都市を舞台に、京都大学3回生の男子学生が、1回生時に選んだサークルによって自らの大学生活をいかに変えていったか、その可能性を描く一人称小説。独立した4話から構成される。『太陽の塔』によるデビュー後、太田出版の編集者から「ウチで『太陽の塔』みたいなくされ大学生が出てくる作品を書いてほしい」と持ちかけられたのが執筆のきっかけだといい、舞台設定などは『太陽の塔』と似通っている。

『太陽の塔』との大きな違いは、並行世界の要素が取り入れられている点である。各話で「私」(CV: 浅沼晋太郎)は異なるサークル・組織に所属するが、結末や登場人物が共通・関係しあっており、第4話で「私」は並行世界を横断することになる。物語の最後に並行世界であることが明かされる展開ではなく、各話の書き出しが統一されているなど、各話が全て並行世界であることを前提に描かれる。並行世界のアイデアには『キューブ』の影響もある。

  • 第1話:四畳半恋ノ邪魔者 - 映画サークル「みそぎ」に入った場合の物語。
  • 第2話:四畳半自虐的代理代理戦争 - 樋口に弟子入りした場合の物語。
  • 第3話:四畳半の甘い生活 - ソフトボールサークル「ほんわか」に入った場合の物語。
  • 第4話:八十日間四畳半一周 - 秘密組織「福猫飯店」に入った場合の物語。

テレビアニメは11話構成であるため、アニメ化に際しては、全体の印象や設定を損なわないよう配慮しつつ、小説版の各話のエピソードやパーツを組み替えて、10パターンの並行世界にまとめ直された。

2008年8月に韓国語版『다다미 넉장반 세계일주』が図書出版ビチェから、2009年12月に繁体中国語版『四疊半宿舍, 青春迷走』が時報文化から、2010年8月に簡体中国語版『四叠半神话大系』が上海人民出版社から刊行されている。

レビュー・感想

このアニメ、たぶん一話で切った人が多いと思う。
かくいう私も一話を見たときは、独特の雰囲気になじめず、また主人公の早語りをイマイチ好意的に受け取れず
あまり印象は良くなかった。
しかし、何となく全話鑑賞。
で、嗚呼これは傑作だなと。
見る回数を重ねるごとにこの独特の雰囲気がツボに嵌り出し、主人公の言い回しの面白さに気づいたら、後はひたすら楽しめた。
中だるみ観は拭えないけども、それを補って余りあるほど最終話は爽快だった。
鑑賞し終わった後に、こんなに良い気分になれるアニメはなかなかないと思う。
一話を見てあまり良い感想を覚えなかった人も、とりあえず最後まで見てもらいたい。
主人公は京都大学の3回生の男子学生だが
これまで過ごした2年間をひどく後悔しており、
それもこれも最初に選んだサークルがそもそもの間違いだったのだということで
1話ごとに別のサークルを選んだ場合の経過を描いていく。
独特のタッチの絵と早口で独白する主人公が妙に魅力的で
30分という短い時間ながら濃い楽しさを感じられる。
毎回、舞台となるサークルやその中での出来事はリセットされるが
主要な登場人物の名前や性格は共通しており、ともに個性的。
「何が面白いのか」と聞かれても答えに困るアニメだが、
確かになにかが面白いのである。
まずはアニメでは画期的ともいえる饒舌なナレーションに面食らう。
原作の文章を「私」役の声優が朗読しているのだが、視聴者が原作読了済みなら「ああ、この部分はあそこか」と合点がいくくだりも、初めて見る人は音を漢字に変換できず戸惑う。だけど原作ファンならまず満足の出来、原作に忠実なところは忠実に、なおかつ大胆な遊び心(おっぱいクライミングetc)を加えた飽きさせない構成になっている。終始エキセントリックな存在感を放つ小津にノーマルバージョンと妖怪バージョンの二種類あるのも面白い。
明石さんは原作よりアニメのほうが魅力的で好感度急上昇。床机に大股開きで腰掛けてビールをらっぱ呑みする姿が男前すぎて惚れ直す。普段のクールな表情も素敵ですがふとした時に見せるレアな笑顔がなんとも可愛らしい。
ところどころ実写と織り交ぜた情景描写も秀逸でむらむら京都に行きたくなる。主人公の住む下宿の薄暗さやカオスぷりも九龍城じみていて楽しい。キャラの声もそれぞれあってると思います。それにしても原作をほぼぶっとおしで朗読させられる「私」は地獄のような重労働ですね……声優ってすげえ。
おそらく一話見ただけじゃなんのこっちゃらわからないと思いますが、続けて視聴するうちに並行世界の原理が飲み込め深みが増す。
原作ファンは買って損ない出来だと思います。
客に媚びない尖ったアニメをお探しの方もぜひ。
人生に対する理想が高すぎて、うまく進んでいけない青年の一人相撲。それが可笑しくもあり痛々しくもありで、この青臭さに温かく共感できるかどうかで作品の印象が色々と変わるはず。主人公のインナー・ワールドで起きるちっぽけな大事件のあれこれは、男にとっては身につまされるものばかり。「この兄ちゃんもダメだなあ」と毎回吹きだしてしまう展開なのだが、同時にとてもセンチメンタルで、そこにひりひりする青春のリアルを感じることができる。若者の味わう孤独の苦味をちゃんと見つめる物語にドラマとしての良心がしっかりそなわっているため、普段はアニメを敬遠している方でも十分に楽しむことができると思う。どのエピソードもハズレがなく面白い。しかし最終話にたどり着かなければこの作品の本当の好さが見えないので、観はじめたなら、どうか最後までつき合ってあげてほしい。頭でっかちにならずに心の檻を破ってとびだせというメッセージは優しいビンタのよう。完結後の余情がほろりとさせる。
とても面白いです。OPもいい!
マンネリ化してきた最近のアニメにちょっとウンザリしていたので、とてもいい刺激になりました。
作画は好き嫌いが分かれそうですが、個人的にはこうゆうあっさりした感じはすごく好きです。
萌アニメとかもいいけど、こうゆう作品ももっと増えてほしいな。
小説を映像化した作品としては、かなりの完成度ではないでしょうか。
オリジナルを挟みながらも、原作独特の持ち味を活かし最後に話を繋がらせる構成は見事だし、
画面のあちらこちらに伏線や小ネタが仕込まれているので非常に見応えもあります。
それでなくても、魅力的な登場人物達が動き回る姿や工夫を凝らした演出は眺めているだけでも楽しい。
主人公である「わたし」に感情移入できれば、全話見終わったときにきっと得られるものがあるはず。
癖が強い作品なので好き嫌いが分かれるでしょうが、本当に「良い」作品だと思います。
今日テレビで最終回を見ました。
確かにクセのある作品だし、好みは大きく分かれそうですが
1話見てピンときた人には、安心して最後までお勧めできます。
基本、主人公の一人語りで延々と進むワケですが
退屈することなく最後までテンション高く見ていられます。
練られた台詞まわし、大胆にして繊細な演出。
回を重ねることで、無意味に見えた些細な事柄が意味を持ち始める。
一話の無駄も無くすべてがそろって完成する作品。
見事な完成度でした。
ブルーレイで!家族でゆったり見させてもらいました。やっぱり良かった。
アニメには欠かせないイケメンお兄さん、お姉さんも登場しない(明石さんはかわいい、香織さんは綺麗だけど・・、
羽貫さんは普通のお姉さんだし、小日向さんは黒髪しかわからない)し、セレブ的なキラキラもない。
わくわくドキドキの冒険もない。色だってカラフルとはいえない。普通にある日常のあんなこんな場面ばかりだ。
でも何だろう・・背景の色や柄、角度のついた画が「私」のマシンガントークにぴったりで、いつの間にか
話の中にすんなり入ってしまいました。
とにかく第一話は重要です。そして、すご〜く魅力的です。心して話の流れや台詞等スミズミまで見ておいてください。
放送を見たときは樋口師匠が本当に神様っていうのもアリだと思って原作を読んで確認しなきゃ・・なんて行動 ...

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