天空の城ラピュタ

基本データ

作品名:
天空の城ラピュタ
よみがな:
てんくうのしろラピュタ
公開:
1986年 8月
みんなの評価:
話題性:
31
累計平均売上:
データ無し
タグ:

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概要・あらすじ

ある夜、飛行中の飛行客船を、海賊ドーラ(CV: 初井言榮)一家が襲撃する。政府特務機関に捕らわれ客船に乗っていた少女シータ(CV: 横沢啓子)は、混乱に紛れて特務機関の指揮官であるムスカ(CV: 寺田農)大佐を気絶させると、彼の懐から青い石のペンダントを取り返す。窓を伝って逃げようとするが、賊に見つかり、驚いた拍子にシータは客船から転落してしまう。雲間を落ちていく中、気を失った彼女の胸にかかっていたペンダントの青い石が突然光を放ち、シータは光に包まれゆっくりと降下していった。

鉱山町で働く少年パズー(CV: 田中真弓)は、青い光とともに空からゆっくりと降りてきたシータを助け、自宅にかくまう。一夜明けパズーは、シータの行方を追うドーラ一家や政府からシータを守り逃走を図る。パズーの亡父は冒険家だったが、かつて、空に浮かぶ城「ラピュタ」を見たという。そこにはラピュタ人(らぴゅた・びと)が住むといわれている。やがてシータがそのラピュタ人の子孫であること、シータ が持っているペンダントの石は「飛行石」(ラピュタ人が使っていたといわれる伝説の石)であることを知るに至って、パズーはラピュタの実在を確信する。だが、その直後に政府の軍隊が現れ、2人は捕らわれてしまう。

シータを再び捕らえたムスカは、シータに、かつて空から落ちてきたという壊れたロボットを見せ、シータがラピュタ王家の末裔である事を伝えると、パズーの命と引き換えにラピュタ到達への協力を迫る。失意のうちに解放されたパズーだが、自宅で待ち受けていたドーラ一家と鉢合わせ、シータ奪還に向かう事を決める。

その頃要塞の自室で回想に浸っていたシータが、ふと祖母から教わった「おまじない」を口にすると、飛行石は光を発し、ラピュタの方角を指し示す。同時に機能停止していたロボットが目覚め、暴れだした。騒ぎの中、パズー達はシータを奪還するが、シータは騒ぎの中で飛行石を落としてしまう。石を手に入れたムスカは、軍隊とともに空中戦艦ゴリアテでラピュタ捜索に飛び立ち、それを追って、パズーとシータを乗せたドーラ一家の飛行船タイガーモス号もラピュタへ向かう。

道中で遭遇したゴリアテの攻撃を受け、見張り用の凧に乗っていたシータとパズーはドーラ達とはぐれてしまうが、ラピュタを覆う雷雲に呑まれながらもラピュタの空中庭園にたどり着く。ラピュタを回っている内、パズーたちは雷雲の消滅を突いてラピュタに進入してきた軍隊に同じくラピュタに侵入したドーラ一家が捕まったことを知り、ドーラ一家を助けようと試みる。しかしその途中、危機に陥ったパズーを救おうとしたシータはムスカに捕らわれてしまい、ムスカはシータを連れてラピュタ中枢部に向かう。パズーはドーラ一家の縄を解き、シータ救出に向かう。この頃軍隊もムスカの裏切りを知り、全軍を挙げてムスカ討伐に動く。ラピュタの力の根源である巨大な飛行石がある中枢部に到達したムスカは、自らもラピュタ王家の末裔であると明かし、ラピュタの科学力を武器にラピュタ復活を宣言する。

ラピュタの兵器を操り将軍(CV: 永井一郎)を殺害し、さらに兵達を虐殺するムスカから、飛行石を奪い取ったシータはパズーと合流。追ってきたムスカに追い詰められた二人は、シータが教わっていた「滅びの呪文」を叫ぶ。飛行石のペンダントは激しい光を放ち、ラピュタは崩壊しムスカも瓦礫に飲み込まれていった。ラピュタの力の源である巨大な飛行石は、周囲を囲む巨大な樹に包まれ、天高く昇っていった。

シータとパズーは、先に脱出していたドーラ一家と再会後、彼らに別れを告げて去っていった。

レビュー・感想

この映画を見て僕はドーラが1番カッコイイと思った。
飛行石を持ってないパズーとシータを船に乗せてやったり
ラピュタが崩れて巻き込まれそうになった時はギリギリまで待っててあげた。
僕は最初はドーラが嫌いだったけど終わってみたら1番好きになっていた。
最後シータに抱きあった時はものすごく感動した。
俺だけじゃないハズ………
この映画は、観終わった後に、胸がキュンと締め付けられます。
それも、良い意味で。
なんだか、切ない・・それでいて、壮大なロマンを感じます。
久石さんの音楽と、映画の世界観の見事な調和。
メッセージ性に長けたストーリー。
子供から大人まで、何回観ても飽きることの無い感動を毎回覚えます。
日本の映画歴史上、この上ない秀作です。
何度観ても飽きない、台詞を覚えてしまってるくらい観てるのに
飽きない。不思議です・・・(笑)
他にも「風の谷のナウシカ」や「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」
名作ばかりですが、このラピュタだけはかけ離れて神の領域(笑)
そうそう、最後の2人の滅びの言葉「バルス」の意味を皆さん知ってますか?
私は最近教えてもらったのですが、それを聞いた途端鳥肌が立ちましたよ。
「バルス」はトルコ語で「平和」という意味だそうです。
凄すぎですよね、宮崎さんて。
改めて凄さ、深さを感じました。
ジブリはすべて見てきましたが、ラピュタは1,2位を争うくらいすばらしいとおもいます。
大空かける大冒険は何度見てもワクワクするし、天空の城はとても美しくて、すごく切ない。
こんなにすばらしいファンタジーはもうないだろうと思うくらいの傑作だと思います。
小学校4年の夏休み、田舎のじっちゃんの家で従兄弟みんなでTVの前に集まって初めて観た。冒頭シーン、少女が暗い夜の海に落ちていった瞬間、皆が小さな叫び声を挙げた。「一体どうなっちゃうんだ?!」みんな少女の事を心配していた。オープニングシーンの後、少女のペンダントが光りゆっくりと落ちていった時、皆ホッと胸を撫で下ろした。と同時に、今まで味わった事の無い様な何か素敵な物語が始まったんだと思った。皆、パズーと同じ様にドキドキしていた。追いかけるオートモービルが線路の上を爆走し始めた瞬間、だれかが「すげぇ!!」と興奮して言った。シータ救出のシーンが終わった後、握り締めていたコブシを緩めてふと隣を見ると、同じように興奮している従兄弟がいた。お互い顔を見合わせて何かを確かめるように笑顔で頷いた。龍の巣の中で幻影を観た時の僕の鳥肌。そして、ラストシーン。離れていくラピュタを万感の想いで見つめ続ける二人の表情の中にすべてがある。この冒険活劇は、今は30になった僕をいつでもあの懐かしい少年の日々に帰してくれる。雲の峰の向こうに夢を見続けたあの暑い夏の日に。
この映画を見ての感想は、すばらしいの一言です。
個人的に一番好きなシーンは、ドーラが、見張りをしている二人の会話をこっそり聞いているシーンです。口では厳しいことを言っているけど、本心では常に気にかけている姿に感動しました。
そして、この映画の(僕なりに理解した)テーマは、自然との共生にあると思います。
かつて、ラピュタはその絶大な科学技術を以ってして、空から世界を支配していました。
しかし、そのラピュタは滅びました。
なぜ、滅んだのか?それはシータが言っていた
「土に根をおろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春を歌おう。どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられない」
という言葉の中に答えがあると思います。
つまり、いくら科学技術が進歩して人々の生活がよくなっても、自然の営みの範疇を越えたとき、滅亡に向かうということです。今の地球環境問題に通じるところがあります。
そしてこれからの化学のあり方は、ラピュタで自然と共生するあのロボットが示しているのではないでしょうか?
ムスカが、女の子と男の子によって世界征服を阻止される映画です。
ラピュタの正当なる王位継承者ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタが苦難の末に辿り着いた超古代文明の遺産、天上要塞がガキ2人によって破壊され、彼の世界征服の野望は惜しくも砕かれ、無残に海の藻屑と化す悲劇が描かれます。
映画館でリアルタイムで見ました(年がバレるな笑)
あまりの面白さに超超感動して、映画館でそのまま
ずーーと上映終了まで何度も見続けてしまいました。
こんな経験は後にも先にもありません。
僕的には星5個どころか10個でも20個でもあげたいです。
でも知ってますか?
この映画、上映当時は評論家から酷評されたんですよ。
絶賛されてるだろうと、帰宅の途中で色々な雑誌を広げてみてガッカリ。
同時に「お前の目は節穴か?」と強烈に叫びました。(笑
これほど童心を思い出させてくれる作品は空前絶後なのに。
この作品が当時興行的に失敗したのは多分それが原因です。
あれ以来、映画評論家は信頼してません。
今でもそれでいいと思ってます(笑
この映画を当時酷評してた評論家達は、今でも評論家やってるんでしょうか?w

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