翠星のガルガンティア

基本データ

作品名:
翠星のガルガンティア
よみがな:
すいせいのガルガンティア
放送:
2013年 4月
話数:
全 13 話
制作:
Production I.G.
みんなの評価:
話題性:
21
累計平均売上:
8,936 枚/
タグ:

動画サイト

オープニングや予告の動画を探す

概要・あらすじ

遠い未来、宇宙に進出した人類は「人類銀河同盟」を結成し宇宙生命体「ヒディアーズ」と争いを続けていた。人類銀河同盟の少尉レド(CV: 石川界人)は、ワームホールを使って作戦宙域から撤退する際にヒディアーズに襲われ、乗機「チェインバー(CV: 杉田智和)」と共に転移事故に巻き込まれてしまう。

半年後、チェインバーの中で冷凍睡眠から覚めたレドは、未知の言語を話す人々に囲まれていた。近くにいた少女エイミー(CV: 金元寿子)を人質にして脱出したレドは、果てしなく広がる海を目にする。そして、チェインバーの解析により、ここが全球凍結により滅んだはずの人類の故郷・地球であることを知る。全球凍結後の海水面上昇により陸地の殆どが海に沈んだ今は、文明レベルは全球凍結前に比べ遥かに退化しており、レドを引き揚げた「ガルガンティア船団」を始めとする船の上で人々は生活していた。

友軍と合流する方法を探るため、船団補佐のリジット(CV: 大原さやか)達と交渉を続けるが、その最中に船団の仲間のベローズ(CV: 伊藤静)が海賊に襲われているという連絡が入る。エイミーに請われたレドは交渉材料になると判断し海賊団を殲滅させるが、報復のために女海賊ラケージ(CV: 恒松あゆみ)率いる海賊団が襲いに来ることがわかり事態は悪化する。

ベローズから船団の生き方を学んだレドは、襲い来る海賊団を一人も殺さずに撃退することに成功する。船団に受け入れられたレドは、宇宙へ戻る方法がわかるまでの間、エイミーの弟ベベル(CV: 寺崎裕香)や医師のオルダム(CV: 梅津秀行)達と交流する。やがて、兵士として生きてきたレドの中で変化が生じ始める。後にベローズやピニオン(CV: 小西克幸)の誘いを受けて、サルベージの手伝いをすることになるが、その仕事中に人々が神聖視しているクジライカと遭遇する。

クジライカがヒディアーズとの近縁種だと知ったレドはクジライカを殺害。船団に動揺が広がり、彼らの「共存共栄」の精神が理解できないレドとガルガンティアの人々の間に溝が生まれる。この事件の最中にフェアロック(CV: 手塚秀彰)船団長が死去し、リジットが新船団長となるが、ピニオンがフランジ(CV: 津田英三)大船主と共に船団を離れることを決意。観測の結果本隊との合流が事実上不可能と知ったレドは、改めて自分の使命をヒディアーズの抹殺と認識し、引き留めようとするエイミーに別れを告げ、クジライカの巣に宝があると信じるピニオンやフランジ達と共にガルガンティアを離れる。

クジライカの巣である旧文明時代の遺跡へと向かったレドとチェインバーは襲いかかるクジライカの群れを殲滅。巣の中に大昔の記録媒体を発見する。そこには氷河期の到来を知った人類が、新たな惑星への移民を目指す「コンチネンタル・ユニオン」と、遺伝子操作とナノマシンにより極限環境に適応しようとする自発的進化推進派「イボルバー」の2つの勢力に別れて戦争を行った記録が残されていた。ここでヒディアーズの正体が、遺伝子操作によって誕生した人類のもう一つの姿であるという事実が明かされる。

旧文明の遺産を手に入れたピニオンは、修復した兵器を利用して船団の拡大を目論む。一方、事実を知ったレドは激しく狼狽し戦いを拒絶するようになるが、文明と知性を捨てたヒディアーズは人類とは相容れない存在であり、人類の尊厳を懸けて戦わなければならないことをチェインバーは淡々と説明する。同時刻、同じく地球に着いていた上官のクーゲル(CV: 小野友樹)中佐とその乗機「ストライカー(CV: 藤村歩)」、そして彼が率いる船団がレド達の前に現れる。

ラケージ達も所属するクーゲル船団では、人類銀河同盟の思想の下でクーゲルとストライカーを頂点とした支配体制が築かれていた。はじめは再会を喜んだレドだったが、ピニオンの船団も吸収し、人々を力によって支配するクーゲルに疑念を抱くようになる。後にガルガンティアも標的に加えた事を知ったことでその思いは決定的なものとなり、クーゲルとの戦いを決意する。クーデターを起こしたラケージとピニオンの援護によって、レドはストライカーの動きを封じることに成功するが、クーゲルは既に死亡しており、ストライカーが船団を支配していたことが明らかとなる。

レドは自らを神と称し暴走するストライカーと再び戦いを繰り広げる。死闘の中でエイミーを想い涙するレドを見たチェインバーは、レドが人として成長したことを知り、コックピットを分離させる。更なる成長を期待する事を告げ、チェインバーはストライカーと共に散った。そして遺跡は、ガルガンティアの秘密兵器であるマスドライバーキャノン「天の梯子」によって海に沈んだ。

物語は、平和が戻ったガルガンディアで、クジライカの巣から共存的に遺産を回収する探検家となったレドと、それを支えるエイミー、そして海に沈みクジライカの巣礁となったチェインバーの姿が映され幕を閉じる。

キャスト

レド 石川界人
エイミー 金元寿子
チェインバー 杉田智和
ベローズ 伊藤静
ピニオン 小西克幸
リジット 大原さやか
サーヤ 茅野愛衣
メルティ 阿澄佳奈
ベベル 寺崎裕香
グレイス 茅野愛衣
フェアロック 手塚秀彰
ジョー 早志勇紀
マイタ 徳井青空
ウォーム 保村真
フランジ 津田英三
クラウン 星野充昭
オルダム 梅津秀行
オルダムの助手 日高里菜
ラケージ 恒松あゆみ
パリヌリ 山崎はるか
パラエム 種田梨沙
ヘリック 室元気
オンデリア 内山夕実
クラリア 米澤円
マロッキ 高橋良吉
ケメン 森源次郎
ストルガ 柳田淳一
クーゲル 小野友樹
ストライカー 藤村歩
ストーリア 堀江由衣
リトナー 中村悠一

レビュー・感想

若干失速感が否めなかった中盤ですが、今ボックスの最終話からストーリーが大きく動き始めます。
個人的な見解では、よく言われる中盤の失速感の原因はドラマの派手さやストーリーの抑揚が前半ほど無かったためだと考えていますが、主人公の葛藤や成長を丁寧に描写するためには仕方なかったと感じます。
あくまでロボットアニメとして打ち出した作品である以上(監督自身が語っていた)必要不可欠であろうアクションシーンが少なかったのはある意味欠点ではありますが、致命的な失点にはならなかった。といった感想です。
良くも悪くも地味と思われがちな中盤で、この作品を「退屈」と思うか、「丁寧」と感じるかは人それぞれでしょう。
当然ですが、私は後者です。
OVAがない分5話収録です。
自分にとってとても思い入れの深い作品になりました。
派手な場面はそうないけれど言語や異文化、人と機械の相違を考える描写が興味深かったです。
また海の描写の美しさや船団の設定が自分好みで楽しく視聴が出来ました。
放送終了後もこの作品の世界観に未だ浸ってます。
たまたま第二話から観はじめて、この世界観に引き込まれました。もしも第一話から観ていたら最後まで観ていなかったかもしれません。最近の私は新番組で面白くないと思ったらHDレコーダーの早送りどころか、10分以内に観るのをやめるようにしているぐらいですから…
銀河同盟が戦っているヒディアーズは、かつて私もはまっていた『トップをねらえ』の宇宙怪獣と同種のものと感じました。ああいう記号・象徴化された"敵"の姿は始めこそ物珍しさもありましたが、ここ10年ぐらいの間には、文字通り言葉も通じない敵と論理性や必要性もなしに戦うようなアニメが増えてしまいました。そりゃ一方的に侵略してくる敵という事なら、人類は存亡をかけて全面戦争をする大義名分が簡単に手に入る事にはなるでしょう。もともと人類が起こす戦争に何のいわれもなく始めたものなどありはしないにもかかわらず…
この物語が最高にイカしてるのは、そこで戦っていた主人公・レドが時空跳躍の事故で、もといた空間と共にその戦いからも弾きだされて、かつての人類の故郷・地球に落ちてきたというコペルニクス的展開。これまでのアニメで食傷すぎた『人類を脅かす侵略者と戦え!』というテーマから『絶対的な侵略者なんかいない。だからこの世界で我々は生きてるだけでいいんだ』というテーマ性の層転移を、このアニメはやってのけてくれた訳ですね。戦いに役立たない弱者を淘汰してしまう銀河同盟より ...
BOX全三巻、全15話予定の、1〜4話収録+OVA14話付きBOX。
(OVA14話はTV最終話の続きではなく寄り道回)
この構成は、従来のブルーレイ・DVDを毎月単巻購入する
いわゆる「マラソン」を回避する為に取られた、新たな試みだそうです。
本作なら通常であれば最終巻まで6ヶ月だが、BOXになったので3ヶ月で済む。
一昔前とは製作形態が異なり、単巻価格で4話収録とならなくなったのは残念ですが、
特典が多く、OVAをはじめ、100Pブックレットや、ドラマCD・1話絵コンテなど、
単独で販売しても良さそうなものだ。(少数派な意見だが絵コンテが個人的に嬉しい)
1話前半では、完全に人類存亡SFロボットアニメだが、後半からが本作の舞台となる。
人類銀河同盟軍に属する兵士の少年レドは、ガルガンティアと呼ばれる船団で生活 ...

おすすめ

翠星のガルガンティアが好きな人には以下の作品がおすすめです。

おすすめアニメ診断をぜひお試しください。