2003年12月に富士見ミステリー文庫から刊行後、約半年に1冊のペースで刊行され、2006年4月にドラマCDが発売、『月刊ドラゴンエイジ』2008年1月号より天乃咲哉による漫画版が連載されている。しかし、同年に作者の直木三十五賞受賞などで刊行が中断、2009年3月に富士見ミステリー文庫が事実上の廃刊となり、未完(長編はVI、短編はIIIまで)のまま絶版となる。その後、同年9月に角川文庫から新装版(イラスト無し)が刊行、2010年3月にはアニメ化が発表され、2011年1月より同年7月まで放送された。
富士見ミステリー文庫の廃刊以降、新作が発表されていなかったが、2010年12月から4ヶ月間、角川書店の文芸誌野性時代に短篇が掲載された。2011年3月にVIIが発売、2011年7月に刊行されたVIII(下)を以って完結した。
2011年4月からは角川ビーンズ文庫からも新装版(イラスト有り)が刊行されている。2013年1月現在は、長編はVI、短編はIIIまで刊行されており、イラストが付いてない角川文庫版の長編VII以降、短編IVが刊行されるかはアナウンスがない。