PSYCHO-PASS サイコパス

基本データ

作品名:
PSYCHO-PASS サイコパス
PSYCHO-PASSシリーズ)
放送:
2012年 10月
話数:
全 22 話
制作:
Production I.G.
みんなの評価:
話題性:
34
累計平均売上:
8,474 枚/
タグ:

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概要・あらすじ

シビュラシステムが構築され、人間のあらゆる心理状態や性格傾向を計測する値、通称「PSYCHO-PASS」(サイコパス)が導入されて間もない未来世界(西暦2112年)。大衆は、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測されており、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。

この物語は、そのような監視社会のある都市で治安維持のために働く、公安局刑事課一係所属メンバーたちの活動と葛藤を描く。

1話-3話
新人監視官常守朱(CV: 花澤香菜)は公安局刑事課一係へと配属され、潜在犯大蔵信夫が若い女性を人質にして逃げ込み封鎖された廃棄区画という事件現場に直接駆けつけての赴任となった。一係のもう一人の監視官は宜野座伸元(CV: 野島健児)。朱の部下となる一係執行官は護送車で現場に到着した狡噛慎也(CV: 関智一)征陸智己(CV: 有本欽隆)縢秀星(CV: 石田彰)六合塚弥生(CV: 伊藤静)の4人であった。宜野座は監視官と、実質的な刑事だが潜在犯である執行官を、飼い主と猟犬の関係に例え、慣れ合うことのないように釘を刺し、一係を二手に分け朱を狡噛と征陸に組ませた。ドミネーターを手に廃棄区画に突入すると、執行官のやり方が気に入らなければドミネーターで止めれば良いと言い放っていた狡噛は別行動となった。逃亡中に殺処分となるリーサル判定値まで上昇した大蔵は征陸と朱に追い詰められ、2人を囮にした狡噛によって処刑される。朱は人質にされていた島津千香を保護しようするが、千香はサイコハザードを発症し潜在犯となっていた。被害者である千香に対する執行に納得がいかない朱は征陸の執行を妨げ、千香は逃亡して狡噛に補足された時にはリーサル判定域に達していた。朱の制止にも関わらず千香を処刑しようとした狡噛に向けて、朱はパラライザーを発砲してしまう。朱の必死の説得に千香は落ち着き犯罪係数もノン・リーサル値まで下降するが、追いついた宜野座班に結局は執行され、千香は確保となった。
翌日、配属初日の自分の仕事ぶりに落ち込む朱は、出勤して分析官の唐之杜志恩(CV: 沢城みゆき)に狡噛を容態を訊ねるが、まだ回復していなかった。その日の内にエリアストレス悪化による出動命令が下り現場に向かった朱は、スキャナーもドミネーターも使わずに瞬く間にサイコパス規定値超えの対象を特定して単独で確保した征陸を目の当たりして、刑事として何も出来ない自分に気が沈む。さらに戻った局内で縢に監視官への志望動機を訊かれ、提供された多数の選択肢の中から自分だけが高評価判定された生き方を選んだと答えた朱は、子供の頃に潜在犯認定され執行官になることでしか隔離施設から出る術のなかった縢の反感を買って難詰されてしまう。そのような状況で、見舞いに訪れ謝罪する朱に狡噛は、ただ猟犬のようにドミネーターの指示のままに執行し続けていた自分に比べ、自身の正義を優先して行動した朱とその判断を評価し肯定した上に、朱のような監視官の元であれば、自分は刑事として在ることが出来るだろうと告げる。狡噛の言葉に自信を取り戻した朱だったが、同時に「やらなければならないことがある」と強い執念を燃やす狡噛の姿を見て驚く。
次の事件であるドローン生産工場で発生したドローンの誤作動による連続不審死事件の捜査では、一係執行官全員が事故でなく殺人と判断する。現場である工場は作業上の理由で電波暗室となっているためドミネーターによる犯罪係数計測ができず、生産効率優先で捜査に非協力的な責任者という難しい状況下にも関わらず、征陸は工員の色相からデータから難なく金原祐治を被疑者として割り出す。狡噛の提案に朱が賛成し、狡噛は金原を挑発することで再犯行するように仕向け、縢と弥生がケーブルによってドミネーターの有効域に設えたエントランスまで誘き出すことに成功する。猟犬ではなく刑事として在りたいと朱に言っていた狡噛が、野獣が狩りをするように嬉々として金原を仕留める様を見て朱は困惑するのだった。
4話-5話
狡噛への接し方に悩んだ朱はネットで人気アバターのタリスマンや征陸に相談していた。その矢先、通報により出向いたマンションの一室の住人である葉山公彦は行方不明になっており、捜査してみると葉山はタリスマンのアバター所有者で、狡噛が即座に推理したごとく2ヶ月も前に自室で殺されていたことが判明する。何者かがタリスマンを殺し、なりすましていると考えた一係は、朱の同窓生が所有者だという人気アバターのスプーキーブーギーの協力を得て、オフ会に成りすましている人間をおびき出して特定しようとするが、犯人に助勢しているチェ・グソンのクラッキングによる妨害によって失敗してしまう。犯人である御堂将剛にチェグソンを助勢させているのは槙島聖護(CV: 櫻井孝宏)という青年であり、槙島の現在のお気に入りである御堂は、オフ会の直後にスプーキーブーギーの所有者をも殺害する。
翌日、御堂がなりすましたスプーキーブーギーから絶交された朱だったが、狡噛は既にそれが他者による成りすましであり、所持者であった菅原昭子が殺されていることを見抜き、さらに志恩が成りすましを炙りだした人気アバターのメランコリアと先のふたつのアバターのデータを解析して、犯人が御堂将剛であることを突き止める。ホテルに居た御堂は、狡噛にドミネーターで腕を撃たれるが、そのまま逃亡する。御堂は自宅へとたどり着いたものの既に槙島に飽きられており、御堂がなりすましたアバター達をハッキングした槙島から死の宣告を受け、踏み込まれた宜野座達にドミネーターで処刑された。事件解決後、朱は宜野座から、狡噛は3年前まで監視官であったことを知らされる。
6話-8話
朱は狡噛の潜在犯落ちについて縢や志恩や弥生に尋ね、3年前の標本事件の概要と、その事件で当時狡噛の部下であった執行官の佐々山光留が惨い殺され方で殉職したことが原因であると教えられる。そして金原は尋問で殺人の際に使用したドローンのセーフティキャンセラーは見知らぬ他者から提供されたと自白し、そのメモリーカードと御堂の事件で使われたホログラム・クラッキングのソースコードの断片に類似性を見出した志恩は、同じ人間が作製したプログラムであると断言する。志恩の調査報告を聞いた狡噛は、殺意を持っている人間と、その手段や道具を作製できる人間が別であり、その両者を結びつけて事件を発生させている仲介者が黒幕として存在していると分析し、標本事件と共通した特徴があるため仲介者も同じ人間であると主張するが、宜野座から退けれられてしまう。
その頃、全寮制女学校の私立桜霜学園では高等部の女子生徒の一人が行方不明になっていた。槙島聖護は学園に教員として在籍しており、美術部長を務める王陵璃華子と通じていた。
公園の噴水ホロの下から若い女性のオブジュ発見され、それが行方不明となっていた桜霜学園の女生徒を殺害した上で遺体をプラスティネーションしたものであることが判明し、宜野座は標本事件との類似性からの先入観による誤捜査を回避するため狡噛を捜査から外し、朱に監視させる。

レビュー・感想

天野さんがキャラクター原案、脚本が虚淵さん、という理由でこの作品に興味を抱きました。
ストーリーも非常にいいし、声優様方もキャラクターにあっていると思います。
OPやEDも、このアニメの世界観にすごくあっているし、
次の話も気になってきます。いい作品だと思います。
踊る大捜査線の本広監督が関わっているだけあって、刑事ドラマを見ているような感覚で楽しむ事が出来ます。
アニメのなかでは珍しいテイストですね。ヒロインの朱は典型的な新米刑事といった印象。
彼女の視点を主にして、物語が進みます。
彼女のキャラもアニメ的ではなく、実際にいそうだと素直に思える点が魅力です。第1話でドミネーターを渡され、こっそり潜在犯でもある同僚に向けてみたり、と
「私もやりそうだな〜」と思ったり、仕事でミスをして落ち込んだり、彼女にはとても共感しやすいです。
現時点ではまだ出番の少ないキャラの方が多いですが、そんななかでも主人公・狡噛の複雑な内面や、宿敵・填島との対決の断片が描かれるなど、本筋の部分も魅せてくれます。
ドラマのような短期解決の事件とその裏に潜んだ本筋、二つを楽しめるお得な作品だと思います。
脚本担当が「魔法少女まどかマギカ」の虚淵さんなので先の展開が楽しみであると当時に恐ろしくもありますが…w
2話まで視聴しましたが今クールのアニメの中では一番面白いと思う。
脚本が虚淵氏なのでいつ衝撃的な展開なるかヒヤヒヤしてますが。
キャラデザもリボーンの天野氏ということで最初は不安でしたが思った以上に作品のダークで退廃的な世界観に合っている。
声優も実力のある人ばかりなのでとても安心して見ていられる。
今後の展開に期待です。
第6話〜第8話は全寮制女子学園が舞台となっておりこの学園の女子生徒たちを巻き込んだ猟奇殺人事件のお話です。
今回はなかなかグロイです。
血が飛び散るとかではないのですがあまりにも陰惨な犯人の手口にゾッとしてしまいました。
特に死体が……。
第6話〜第8話はこの事件にしか登場しないキャラなのに豪華声優が起用されています。
女子生徒役には茅野愛衣がそして犯人役には坂本真綾です。
茅野愛衣さんなんてセリフがメチャ少ないです。
そして今回も作画のクオリティがヤバいです。
安定感もあり今期1、2位を争う作画です。
細部まで描かれていて死体なんかも本当におぞましく描かれています。
今回は今までで一番、衝撃的な内容でした。
黒幕も動きだし物語はどんどん加速していきます。
本当は、システムが崩壊するところまで描いて欲しかったのだが、しかし、現状を考えれば、そんな批判も吹っ飛ぶくらいの凄い作品だと思う。これほどまでに、現実に向き合った作品はない。シビラシステムによる管理社会は、もちろん、僕達の形式的な社会の模造だ。僕達はこの社会の中で呼吸していて、その危険性については認知していない。・・・あるいは認知しそうになったら、すぐに目をつむる癖を覚えている。この作品は、その危険にもう一度目をむけさせた作品だったと思う。ここでは鴻上の次の台詞がよく似合う。
「(人々は)危険がそこに確かに存在するが故に、逆に存在しないものとして扱わないと正気が保てなかった。」
これ以上、僕が言う事があるだろうか。・・・では、僕は最後にこの言葉を記す事とする。これは形式的な社会の丁度反対に位置するような、個人としての虚無感と孤独と絶望について綴った実に的を得た言葉だ。
「どんな才能でもスペアが見つかる。どんな関係でも取り替えがきく。そんな世界に飽きていた。」(作中、槙島の言葉。)
グロテスク、残虐と形容される描写が多いんですが、それらを描く事で、人間の心の残虐さを表してます。
この話の中に出てくるプラスティネーションという技術は、既に実用化され、国内での巡回展示も2回くらいありました。
生前、献体を承諾した方の遺体を利用して作られるんです。勿論、医学の発展の為に。
全身の血管のみの標本とか凄いですよ。こんなにたくさんの血管が自分の中にもあるんだ、って驚きます。
肺は本来、真っ白で、タバコを吸ったら真っ黒になるって、よーくわかりましたし。
医学の勉強をしたい方は、プラスティネーションについて調べてみては?
やっと槙島登場で、どう動くのか楽しみです。
最近はアニメから離れておりましたが、友人から勧められてBSで放映されたものを昨日まで1話から7話まで一気観しました。
友人から「一気に観て、一気にね」と念を押されていたのですが、1話ずつみるより一度に数話観た方がいいですね。
素直に面白いのと同時に続きが気になる作品です。たしかに万人受けするアニメです。
未だに面白い作品でもアニメというだけで観ない人が居ますがそういう人にも勧めれる作品です。
ふと、1997年の当時、踊る大捜査線が始まるのを今か今かとテレビ前に5分前からスタンバイする学生時代を思い出しました。
今年の夏にようやく劇場でシリーズは終わりました。何度も再放送は観ており、映画が終わった瞬間、劇場の椅子で「この監督の作品はもう当分観れないんだなあ」と寂しく、感慨に耽りました。
映画の公開後同時にこの作品を ...
14話「甘い毒」15話「硫黄降る街」16話「裁きの門」の3話収録。
犯罪係数を読み取り、罪人を鎮圧するシビュラシステム端末<ドミネーター>。
しかし、シビュラの目をあざむくヘルメットをかぶった犯罪者が街を跋扈し始める。
最初は人々は目の前で何が起きているのか理解できない。
しかし、犯罪現場を記録した動画がネットに流され、情報操作(現在もある某動画システムと同様、
閲覧者のコメントが絨毯爆撃のように画面を横切る)が行われるとともに、街は暴徒であふれかえる。
「公安は役に立たない」「犯罪者をたたきのめしても自分の犯罪係数は上がらない」「やられる前にやれ」・・・。
あちこちで起こる暴動、鎮圧のために分散させられる公安官たち。
その隙をついて首謀者である槙島聖護と腹心のクラッカー(チェ・グソン)は厚生省本拠<ノナタワー> ...

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